浦河の現場からの帰り道、日高三石で昆布干しをしていました。
襟裳岬周辺はかつて開拓時代に乱伐されたため森林が消えて、赤土が舞う襟裳砂漠だったといいます。
海もかなり荒れていたようです。
昭和20年代から始まった襟裳岬緑化事業では、海岸に打ち上げられたゴタ(雑海藻)で地表を覆い、
保護膜・肥料として使う画期的方法で、見事にカシワとクロマツの森を再生させました。
この森林再生のお陰でかつての豊かな海が戻ってきて、
今、我々おいしい日高昆布とシシャモがいただけるのですね。感謝です。
▽住宅設計・店舗設計・民家再生・エコロジーに配慮した住宅建築
フーム空間計画工房 / 札幌市中央区の一級建築士・建築設計事務所