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【スタッフブログ】 株式会社 フーム空間計画工房 北海道札幌市中央区の一級建築士・建築設計事務所

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2012年 07月 31日

チェロのライブと脱原発出前授業の長い一日

遅くなりましたが7月12日のチェロと脱原発授業の長い一日の報告です。
札幌菊水にある総合病院のホールで入院患者さんにしばしの楽しみをとチェロ奏者吉川よしひろさんが慰問に訪れました。彼はこれまでチェロ一本で世界を旅しながら演奏活動を行ってきました.
同時に旅先の老人ホーム、養護学校などでの慰問演奏をライフワークとしています。
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彼はチェロをスタンディングで演奏します。アドリブやその場で自分の演奏を重ねるなどのテクニックを駆使するフリースタイルのパフォーマンスを行います。
この日は「飛んでけ車いす」「パレスチナ医療奉仕団」で地雷で体が不自由になったり、強国による侵略で困難を極める人たちの支援活動のリーダー猫塚医師のバースデー。突然チェロでバースデーソングのサプライズ企画に先生も感激でした。
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彼の海外支援の鉄則はお金、車いすなど現地の団体に郵送するのではなく必ず自分たちが現地に行き、直接困難を抱える人たちと交流して一緒に可能な支援を考えるということ。私も同行してとても勉強することができました。
演奏はアンコールで患者さんと「月の砂漠」合唱で幕を閉じました。
その後会場を会議室に移し脱原発先生かわはらしげおさんの登場です。
かわはらしげおさんは現役の高校教師です。311以来ボランティアで勤務後に脱原発出前授業を行いこの日で130回を数えます。わかりやすく語りかける授業は道新や朝日でも大きく取り上げられました。
テーマは「これからのお話ー核のゴミとエネルギーの行方」
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かわはら先生が核の問題に危機感を抱いたのは高校の教師として赴任した下川町のこと。この町で秘密裏に高レベル放射性廃棄物の最終処分所の計画が進んでいることを地元誌がすっぱ抜き、若きかわはら先生たちは危機感を持ち反対運動をおこしました。その結果この計画は消滅すするのですが、道北の幌延町が受入れを表明してしまいます。それ以来原子力発電に関する勉強と子供たちが危険性を理解するよう教えるようになりました。
写真左手に持っているのは文科省から先生の高校にも配布された教材「知っておきたい放射線のこと」
中身は
自然界にも放射線はあります。
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放射線は医療、科学の分野でとても有効に利用されていますetc
「もちろん本当です。しかしその危険性に関することは一切語られていません。管理されたなかで医療に使うことと、生活圏に大量に放射性物質がまき散らされるということの意味はまったく違います。」
また震災がれきの広域処理は
「地元のためにならず、汚染を分散させるというやってはいけない行為。裏に利権が隠されているのです。」約1時間半にわたり、とてもわかりやすく心のこもった講演でした。
開場からいくつか質問がありました。その中で
「テレビ新聞などでは聞いたことのない話が多く、どうして科学者やジャーナリストは発言しないのか。」
という質問に対して
「京大の小出助教や作家の広瀬隆さんは何十年も前から危険性を訴えていいます。しかし報道されないのです。ぜひ皆さんももし理解されたら一人でも多くの人に話してもらいたいのです。」
脱原発授業は無事終了し開場を変えて打ち上げライブです。吉川さんが再登場です。
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まずは川原先生からのあいさつです。
「私たちは戦っているのではないのです。原発がゼロになるまで一人でも多くの人に語りかけ続けるのです。皆さんも一緒に核のない世界がくるまで頑張りましょう。」
続いて吉川さんの演奏です。鬼気迫るものを感じるすごい熱演です。
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最後にパレスチナ医療奉仕団のメンバーたちと吉川さんのショット
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そして今日の主役左から脱原発先生かわはらしげおさん、チェロの吉川よしひろさん、猫塚医師のお疲れ様ショットです
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by humu_sapporo | 2012-07-31 00:04 | □フームからのお知らせ


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