【スタッフブログ】 株式会社 フーム空間計画工房 北海道札幌市中央区の一級建築士・建築設計事務所

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2012年 07月 02日

旅する木、旅するギャベ

日曜日久しぶりに休みをとって当別まで木工房「旅する木」へドライブです。
今から5年くらい前にいろいろな木工家が集合して椅子展を行い、私ものぞきました。技術やデザインを強調したものがたくさんある中、一つの椅子が目に入りました。座り心地のよさととシンプルな形にひかれ作家の名前を記憶しておりました。それが須田さんの「旅する木」です。
昨日は知人のアントニーさんがこの工房で「旅するギャベ」展を行うというのこちらも楽しみでした。
入口では出産を終えたばかりのノンノがお出迎えい。まだ眼も開かない赤ちゃんが二匹と心配そうな母親。すくすく育ちますように。
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まずは工場拝見、昭和34年に建て替えられた木造の体育館で当時ではとても珍しい大断面集成材構造です。当時主流だった鉄骨を使わず薄い木材を何十枚も重ねてアーチ型の大きな梁を作ったのです。このような魅力的な空間で、そしてとても工具が整理されていて仕事に対する姿勢が想像できます。なにせうらやましい。
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製作中の椅子たちです。座が取り付けられれば完成。仕上げオイルには地元産の亜麻仁油を使用。この辺は亜麻の産地なのです。
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ちなみにモダンな仏壇です。開くとこのようになります。このように仏壇もオーダーで製作依頼することができます。d0148036_15195062.jpgd0148036_1520563.jpg
展示室におかれた完成品といろいろな椅子たち 木造校舎は展示スペースとしてもとても魅力的です。椅子も皆とてもきれいで座り心地が素晴らしいです。
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須田さんが家具作家を本気で目指すことになったきっかけはシェーカーの家具だったそうです。敬意を表しシェーカーデザインの子供椅子、そして椅子の開発のために作ったミニチュア椅子です。まずはミニチュアで何台も試作してさらに実物大で完成度を上げます。家具、とくに椅子作りはとても頂点が高く、忍耐力が必要です。
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シェーカーデザインは少ない材料で使いやすく、合理的なクラフトを追求しました。背もたれの穴はフックに掛けるためのものです。掃除のときに邪魔にならぬように。
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ミニチュアの段階で手摺の位置関係などを3次元で確認するそうです。作り手の見える、友達にもなれる家具選びなど魅力的ですね
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今日は良いものを見せて触らせていただきました。次はギャベ展に続く予定です
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by humu_sapporo | 2012-07-02 15:38


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