【スタッフブログ】 株式会社 フーム空間計画工房 北海道札幌市中央区の一級建築士・建築設計事務所

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2014年 03月 19日

千歳棟、万歳棟、永永棟

函館の現場で上棟式が行われました。
今回は平屋の住宅。餅撒きも行うことになりました。
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施工は、地元で社寺建築を手がける原田組さん。宮大工集団です。
職人さん達もはっぴを着て参加してくれました。
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原田組さんの作業場には、鳥居などにもつかう沢山の古材がストックされています。歴史ある町函館の人たちは、古いものに手を加えて物を作ることを苦にしない人が多いように感じます。今回は原田社長のご提案で、蔵に使われていたカツラの材を大黒柱として使って頂けることになりました。蔵が建ったのは函館大火以前ですから、少なくとも80年以上前のものです。
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無垢材の加工、大物の仕口にも慣れています。
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早くその力強い姿を見せてほしい・・。
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式の終盤は、「棟固めの儀」です。
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「せんざいとー!」「ばんざいとー!」「えいえいとー!」と、威勢よく声が上がりました。
最後の梁が組上がったことを祝う儀式で、掛け屋という大きな木槌で音を出します。
「千歳棟、万歳棟、永々棟」とは、千年も万年も、末永く建物が丈夫でそこにありますように、という意味です。
一軒の家が建つのに、さまざまな人の思いが込められている、という事を実感させられます。


・・・そしていよいよ、餅撒き!
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ご近所からもたくさん集まってきました!
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子供もお年寄りも、関係ありません!頑張って拾います!
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とても盛り上がりました!みなさん、ご参加ありがとうございました。
そして上棟、おめでとうございます!






・・・・さて、フームマニアの方は写真で気がついたかもしれませんが、実はお隣にもすでにフームで設計した
お宅が建っています。このお隣さんとの「出会い」があって、今回の上棟式があるのですが・・・語りきれません。
建物が完成したときのお話に、とっておくことにします。

竣工時の写真を少しだけ・・・。
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春にはフームの設計では久々の「連家」となります。
オープンハウスも開催予定です。どうぞお楽しみに。
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# by humu_sapporo | 2014-03-19 13:43 | □タカダ ゴロウ
2014年 03月 10日

吹き抜ける家

こんにちは、そしてはじめまして。フーム入社1年目、まだまだ新人のウメハラです。今日は先日お引渡しが完了した初担当物件をちょっとだけご紹介いたします。

場所は中央区宮の森、160坪という広い敷地にこんな感じで建つ予定でした。
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そして、こんな風にちゃんと模型と同じ形に! (そうでなければ困りますが…)
この感動はきっと初担当時だけのものなのだろうな~と思うと更に感慨深いです。
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今回のおうちの外壁は下川町の木を地元で木酢液に漬けこんだ材を使用しています。木酢液はガーデニングをなさる方は害虫対策などでご使用かもしれませんね。木炭を作る際の副産物としてできる木酢液にプールで
どっぷり浸かっただけで、こんなふうに昔からあったかような風貌になります。下川町では植樹~手入れ~収穫~活用という循環型林業に取り組んでいます。今度見学に行った際にはまた詳しくご紹介しますね。
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こちらのおうちの見所はなんといってもリビング・ダイニングでしょう。フームのおうちには珍しく1階にあります。敷地が広く前面に視界を遮るものがないことと、同居されるオーナーさんのお父さまの動線を考えてのプランです。
玄関を入ってすぐに目に飛び込む吹抜け空間は、実質12畳ほどの面積的には決して広くはないリビングを、明るく開放的で家族が自然と集うようなスペースにしています。ミニライブなどにもうってつけですね♪
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今回リメイクしたTVボードは、和菓子屋さんを営んでいたおじいちゃんがかつてお菓子のショーケースとしてご使用だったいうもの。何らかの形で使いたいというオーナーさんのご希望で、塗装を削り落し床と同じオイルステインで仕上げ、コードを通す穴を開け、脚を付けました。古いものは始末して新居には新しい家具でという気分になりがちですが、おじいちゃんと同い年というこのショーケースを、今まで捨てずに大切にされてきたこと、そして今後もずっと使い続けようというオーナーさんの決意に感服です。こうなるとTVという無機質なものを載せるのはちょっと勿体ない気もしますね。
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最近フームでブームの丸棒の階段手摺です。鉄という素材の持つ冷たい印象をやわらげ、それでいて空間を引き締めるシャープさは失っていません。
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その階段を上ると広縁風のスペースが現れます。1階のリビングと吹抜け、そして2階をつなぐ役割を果たしています。この6畳もあるスペースを、もう1部屋にするとか他の部屋に割り振ることをしなかったことが、今後の暮しのゆとりに繋がることを願っています。
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そして和室の畳はもちろん本畳を使用しています。現在畳の多くは化学畳といわれる芯材にスタイロフォームを用いているもので、昔ながらの稲藁100%の畳床にイ草の畳表というものは少ないそうです。吸放湿に優れているのはもちろん、素足で触れ眠る場所として出来るだけ化学物質は使いたくないという考えからです。草木染めのやさしい色の畳縁とイ草のいい香りで現場に行くたびにゴロゴロしたい気分になりましたが、そこはグッと我慢しました。
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今週末にはお引越しされるそうです。あと足りないのは緑でしょうか。フームの家には木や草花がとても良く似合います。広い敷地を活かしたアプローチと植栽計画が今後楽しみですね。

新しいおうちでの生活が快適で穏やかなものとなりますように。
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# by humu_sapporo | 2014-03-10 11:58 | □ウメハラ ケイコ
2014年 02月 20日

住まいの環境デザインアワード

新宿パークタワーにて開催された、「住まいの環境デザインアワード2014」のシンポジウムに参加してきました。

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フームも建て主さんにお声をかけられ、はじめて応募しました。
おととし竣工した「煉瓦とガス灯の家」がありがたいことに入賞を頂きました。
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簡単にご紹介、2階LDKとサンルーム
サンルームは断熱外の中間領域として、夏は洗濯物の乾燥や直射日光の緩衝、冬は保冷室など、
設備を使わずいろいろな役割を果たします。
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江別の煉瓦と、小樽の古き良きシンボル、ガス灯のあかり
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夜のリビング
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このお宅はコージェネレーションシステムを採用し、ガス発電の排熱を暖房の熱源に利用しています。
しかしそれ以外は、いつものフームのローテク仕様。
地元の手による家作りが評価されたのだとすれば、うれしい限りです。

授賞式、シンポジウムの様子。
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グランプリは鹿児島のシラス台地のシラスブロックを使った住宅でした。
上位受賞者はいずれも、高性能な省エネルギー設備を多く採用しているわけではなく、
近隣環境の改善や地元資源の活用をうまく建築で達成しているというものでした。
大変レベルが高く感じました。

・・・翌日は、せっかくなので横浜散策。古い街並みが残る元町エリアへ。
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緑のあふれる、感じのよい路地を上がっていきます。
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巨匠アントニン・レーモンド設計のエリスマン邸をおとずれました。
もともと山の中にあり、マンション建設で解体されるところをまぬがれ、この地に移築されたそうです。
緑の気持ち良いサンルーム、真鍮やガラスの細工など、心が癒されます。
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受賞作品も横浜の巨大な都市建築も、歴史ある住宅の風格にはかなわないですね。
歩きっぱなしでしたが、とても充実した2日間でした。
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# by humu_sapporo | 2014-02-20 21:57 | □タカダ ゴロウ
2014年 01月 25日

奥ニセコ パウダーラン

スタッフ全員では初めて、バックカントリースキーに挑戦してきました。
不安と期待の入り混じる中、前日はルスツの新雪エリアで予行練習です。
(この日は晴天にも恵まれ、みんな元気)

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翌日、いよいよ冬山に足を踏み入れます。
この日は3名がシールスキー、3名がスノーシュー。なれない装備に手間取りながらも、なんとか準備完了!
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今回ガイドをお願いした吉村健二氏は、夏は山口県の祝島でシーカヤックガイド、冬はニセコで冬山ガイドをしています。安全第一はもちろん、山の魅力や歴史まで語りながらサポートしてくれる頼れる方です。


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ルートは新見温泉の脇からのアプローチ。
新見温泉を湯治場として開拓した新見直太郎さんの像にご挨拶をしてから、入山します。
(この日はバッハのような髪型ですが、日によってコーンヘッドになったりするとか)

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吉村氏いわく、奥ニセコは原生林が残る静かな森。
喧騒から離れ、雪山を歩くだけでも気分が癒されます。
木々からこぼれる日差しが雪面をきらきらと照らしてとてもきれいです。

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なんとか目標ポイントまでたどり着き、ノートラックの雪面を一気に滑り降りました。
この日は雪も軽く、今まで体験したことのない滑り心地です!

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下山後は新見温泉につかり、名物の山菜そばを頂きました。
タケノコやユリ根など、山の幸がこれでもかと入っています。

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大自然の恩恵を目いっぱい受けた、ありがたい一日でした。
吉村健二さん、ガイドと興味深いたくさんのお話、ありがとうございました。


2014年、フームのスキー研修はきっとまだまだ続きます・・・。
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# by humu_sapporo | 2014-01-25 12:23 | □タカダ ゴロウ
2013年 11月 14日

オープンハウスのお知らせ

急なご案内になってしまいました。。

今週末札幌市東区にてオープンハウスがあります。

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完全予約制となりますが、まだまだ受け付けておりますのでご予約下さい。

お待ちしております!
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# by humu_sapporo | 2013-11-14 12:15 | □フームからのお知らせ